草稿集

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旅行の感想とかいろいろ。

函館バスのあれこれをAndroidアプリにしてみる試み(開発中)

この記事はFUN Advent Calender 2018の14日目の記事です。
adventar.org

昨日の記事は、 shiranuisayakanet.hateblo.jp でした。


おはようございます。Daisenです。

誰?

  • 未来大 学部2年 情報システムコース
  • インフラ系の労働者
  • サーバーサイドであれこれやってる

前置き

函館の冬は「北海道」というネームバリューに違わず厳しい寒さと大量の雪に見舞われます。寒くなると暖房をつけざるを得ないので光熱費がかさみます。雪が積もると歩きづらくなったり、交通の便が乱れたりします。このような形で、冬になると基本的な市民生活に支障が生じることとなります。

特に未来大生の生活に直結する問題がバスの遅延です。おそらく皆さんがよく使うバス路線は函館バス 105系統や55系統、55-1系統でしょう。
これらのうち、一番バスの本数の多い105系統は本町(五稜郭)を通るため非常に遅延が発生しやすい路線です。元々105系統は未来大のスケジュールに合わせた形で運行されていますが10分から30分の遅延はよく発生します。去年のように天候不順が続くときは60分遅れることもあります。

函館の道路事情を考えるとバスの遅延はしょうがないことではあります。しかし、このような時刻表があまり当てにならない状況だと、極寒の中でいつ来るかわからないバスを延々と待ち続けることになって非常に辛い思いをします。

そこで函館バスは、バスロケーションシステム(https://hakobus.bus-navigation.jp/wgsys/wgp/search.htm)というものを導入しました。

このシステムはNECネクサソリューションズへの委託で開発されています。ざっくり説明しますと、乗車停留所と降車停留所を入力すると該当停留所を通過するバスを表示してくれるというものです。
手元のスマホからリアルタイムなバスの情報を手に入れられるシステムというのは非常に画期的ではあります。しかし、いちいちブラウザを開いて乗車停留所と降車停留所を指定して...というのは非常に面倒です。

そこで、バスロケーションシステムをスマホから見れるようにAndroidアプリをさくっと作っちゃおう、というわけです。

機能説明

とりあえず、UI設計は仮の状態ですのでちょっと見づらいかもしれません。
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使い方は、[from]に乗車停留所、[to]に降車停留所を入力して[SEARCH]を押すだけです。ちなみに入力画面の右側にある矢印ボタンで停留所の入れ替えができます。 すると、こういう感じで該当するバスの情報が表示されます。
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バスロケーションシステムを見る手順はこれだけです。できるだけ入力の手間を省けるように、設定よりデフォルトで利用する照射停留所と降車停留所を登録できるようにしました。 f:id:Qlain:20181214221953p:plain

これからの展望

現状だと、乗り換えが必要な区間の情報は表示できません。そこで、函館バスHPから時刻表を取得していろいろやってみようかなと思っています。
あとは、このアプリをどうやって公開しようかも悩みどころです。PlayStoreに公開するのはお金がかかりますが広告をつけたところで元が取れるとは思えませんし。
iOSアプリも検討中です。とはいっても開発環境がないのでなんとも言えませんが。

最後に

函館バス、未来大ではディスる人多いですが、全国のバス会社を比較してみると結構先進的なんですよ。バスロケ&交通系IC対応、ターミナル停留所には数分おきにバスが来ます。
バスロケーションシステムの狂いは大抵の場合、乗客とのトラブルのために発生します。函館バスは悪くない場合がほとんどです。盲目的な批判は見ていて愚かだなあと感じます。
このブログを読んでくださる皆さんはそんな盲目的な批判をしている低俗な人ではないですよね?

余談ですが、2日前のhacuskくんの記事、私もRTX1200のOEM品使ってます。うちの環境だとRadish Network Speed Testingの速度がリプレース前(TP-LINK AC1200 後期)のときよりも速度が二倍になりました。ネットが遅いと嘆く方は一度検討してみてはどうでしょうか。

明日は、Zer0ypさんです。